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その他の映像作品

■『但東さいさい2021 烏丸ストロークロックと子どもたち』
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京都を中心に現代演劇を創作・上演する烏丸ストロークロックが、兵庫県豊岡市但東地域の子どもたちとともに創作した芝居神楽「但東さいさい」。2022年9月の豊岡演劇祭で、地域の農村舞台3ヵ所で完成披露されたこの芝居神楽だが、本作では2021年度に地域のホールで行われた中間発表会までのワークショップ過程を我妻和樹が記録した。(2022年度の記録は足立原円香氏が担当。)外から地域に入るアーティストの葛藤を通して、表現の豊かで幸福なあり方を見つめた作品。

『但東さいさい』脚本・演出:柳沼昭徳
ワークショップファシリテート:阪本麻紀、坂田光平、柳沼昭徳
企画進行:富田明日香
監督・撮影・編集:我妻和樹
主催:豊岡市、豊岡演劇祭実行委員会
企画:烏丸ストロークロック
​2022年/41分
■『千古里の空とマドレーヌ』
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東日本大震災の津波で被災した宮城県南三陸町を舞台に描かれる、夢を追うパティシエ家族と彼を応援するボランティアたちの物語。南三陸町の銘菓「お山のマドレーヌ」制作者・長嶋涼太さんの震災1年後の葛藤を軸に、被災地における「支援」や「ボランティア」といったもののあり方を問いつつ、震災10年を迎えた今、どのような「中」と「外」の人の交わりが現在の町の復興を支えてきたのかを見つめる。

製作・配給:ピーストゥリー・プロダクツ
監督・撮影・編集:我妻和樹
音楽:佐藤真紀
ナレーション:MIHO
整音:川上拓也
共同プロデューサー:佐藤裕美
​2021年/112分

※第2回次世代映画ショーケース正式出品
​※第17回山形国際ドキュメンタリー映画祭「ともにある Cinema with Us 2021」正式出品​
■『微力は無力ではない~ある災害ボランティアの記録~』
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2014年11月、ある災害ボランティアの男性が亡くなった。東日本大震災時、居ても立っても居られない思いから南三陸町に入り、人生の最後の3年半を東北の復興のお手伝いに捧げた彼は、死後ゆかりの人びとの手によって南三陸の海に散骨された。
みやぎシネマクラドル製作のオムニバス映画『10年後のまなざし』の1本として作られた、『千古里の空とマドレーヌ』のスピンオフ作品。

​監督・撮影・編集:我妻和樹/2021年/22分
■『緑の光に包まれて』
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第3回盛岡たかまつ手づくり映画祭のために撮り下ろした父と娘の物語。
毎年繰り返し訪れながら一瞬で過ぎ去っていく初夏の風景と眩しい光、その中で躍動する少女期特有の輝きを叙情的なピアノの旋律に合わせて映像化したエチュード的作品。
楽曲は菊田裕樹氏(作曲家 『聖剣伝説2』)の『四つの主題に依る練習曲』、演奏は川端啓太氏(作曲家 『祖谷物語‐おくのひと‐』)。
製作:ピーストゥリー・プロダクツ
監督・撮影・編集:我妻和樹
2016年/日本/HD/カラー/16:9/5分
 
※福井駅前短編映画祭2016正式出品
​※はままつ映画祭2016正式出品​

■『光を求めて』
■『波伝谷に生きる人びと-ショートバージョン-』
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震災前の南三陸を舞台にした劇場公開映画『波伝谷に生きる人びと』の途中経過版として制作され、32分版と56分版の2つが存在する。海の恵みを一身に受け、地域と深く関わり合いながら生きる人びとの日常が、ゆったりとした土地の空気とともに描き出される。原題は『ENTER THE PLENTIFUL WORLD !』
製作:ピーストゥリー・プロダクツ
監督・撮影・編集:我妻和樹
2012年/日本/HD/カラー/16:9/32分版・56分版
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宮城県南三陸町で水産会社を営む主人公。幼い頃から家業や地元のしがらみに翻弄されながら生きてきた主人公の、母親の納骨の一日をめぐって、家族・親族のあり方と、一人の漁業者の生き様を描く。劇場公開映画『波伝谷に生きる人びと』の姉妹編にあたる個人の物語。
製作:ピーストゥリー・プロダクツ
監督・撮影・編集:我妻和樹
2014年/日本/HD/カラー/16:9/118分
■『鍛冶屋の町の守り神~南鍛冶町三宝荒神社の2年間~』
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神社と町の人びととのつながりを12人の総代の姿を通して描いたかけがえのない地域の記録

 

 仙台市若林区の旧奥州街道沿いに位置する南鍛冶町。ここはかつて鍛冶職人が多く住んでいた町である。しかし何十年も前から鍛冶屋が鉄をたたく音は聞こえなくなった。その後鍛冶屋時代の面影を残す商店街として賑わってきたが、後継者不足や再開発の影響などによって町の様相は大きく変わってきている。

 このような中で火の神として、町の守り神として信仰されてきた三宝荒神社は現在人びとにどのように支えられているのだろうか。神社を維持し、行事を運営していく上での総代たちのの喜びと葛藤。この町に住み続けてきた人、移住してきた人、さまざまな人びとの神社への関わり方。映画が映し出すのは、今の日本の地域が抱えている共通の課題のようにも見える。

 2005年度から2006年度にかけての2年間、移りゆく時の“無常”の中で、若き学生たちと12人の総代たちとの交流から生まれたかけがえのない“まち”の記録。

企画・製作:東北学院大学民俗学研究会

著作・配給:ピーストゥリー・プロダクツ

監督・撮影・編集・語り 我妻和樹

2008年/SDカラー/4:3/104分

■『春祈祷~南三陸町波伝谷の行事~』
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劇場公開映画『波伝谷に生きる人びと』『願いと揺らぎ』の中で象徴的に描かれている波伝谷の春祈祷(南三陸町の無形民俗文化財)の記録映像。当時学生だった我妻和樹が2005年・2006年に撮影した映像を元に編集した波伝谷初作品となる。獅子舞が全戸を回り悪魔祓いをする行事の一部始終を通して、コミュニティの中で重要な役割を果たす郷土芸能のあり方と、その津波前の行事伝承の姿が浮かび上がる。

企画・製作:東北学院大学民俗学(政岡)ゼミ

著作・配給:ピーストゥリー・プロダクツ

監督・撮影・編集・語り:我妻和樹

2007年/SDカラー/4:3/53分

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