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上映依頼

上映については各作品の公式サイトをご参照ください。
■『波伝谷に生きる人びと』の上映について
■『願いと揺らぎの上映について
■『千古里の空とマドレーヌ』の上映について
 
なお、波伝谷シリーズの下記の3作品(『波伝谷に生きる人びと』+『願いと揺らぎ』+『春祈祷~南三陸町波伝谷の行事~』)の特別上映プランもご用意しております。お気軽にご相談ください。
​お問い合わせ peacetree_products@yahoo.co.jp
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100年先にも伝えたい、人・自然・郷土と“ともに生きる”人びとの魂の記録

 

 ピーストゥリー・プロダクツでは、東日本大震災の津波で被災した宮城県南三陸町の小さな漁村「波伝谷(はでんや)」を舞台に、震災前後の12年間で3つのドキュメンタリー作品を製作・配給しました。一つは震災までの3年間の日常を描いた『波伝谷に生きる人びと』、もう一つは人びとの復興への苦難の道のりを描いた『願いと揺らぎ』、そしてもう一つは2作品の中で象徴的に描かれている、地域の伝統行事継承の姿を克明に記録した『春祈祷~南三陸町波伝谷の行事~』です。

 震災後に被災地に入った映像作家はたくさんいますが、本作監督の我妻和樹のように、震災の6年前から一つの地域に愚直に入り続け、地域の方々との信頼関係を築きながら作品を製作してきた作家はほかにいません。そうしてより当事者に近い立場から作られた作品群は、震災によって失われたもの、失われずに残ったものが何だったのかを伝える稀有なものであると同時に、全国で危機に晒されている地域コミュニティのあり方や郷土芸能のあり方を考える上でも非常に重要な意味を持つものです。それは災害が日常となった今だからこそ、より多くの人に必要とされているものとも言えるでしょう。

 本作品群がまちづくりや地域復興の一助として、そして今私たちが生きているこの時代や身近な人とのつながりを足元から見つめ直す鏡として、多くの方の元に届くことを祈ります。

―佐藤裕美(『願いと揺らぎ』プロデューサー)

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